「自律神経」って?

こんにちは😊

最近は暖かくなってきたかと思えば急に寒さが戻ったり、まさに三寒四温ですね⛄🌤

季節の変わり目は「何か体がだるいな~」「やる気が全然でない・・・」ということが増えませんか?

それは気のせいではなく、自律神経が関係していることが多いです。

自律神経とは

自律神経にはさまざまな役割があり、呼吸、体温調節、消化、循環、分泌、排泄など、基本的な生命活動を維持する機能があります。

これらは私たち自身の意思とは無関係に自動的(自律的)に働きます

また、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。

日中に優位。興奮・緊張・活動的な場面でよく働く。エネルギーを消費する。

夜間に優位。休憩・リラックス場面でよく働く。エネルギーを確保する。

例えば、日中興奮した状態では血圧が上昇し(交感神経)、就寝前の落ち着いた状態では血圧が低下します(副交感神経)

このように、相反する2種類の自律神経が協力して働き、全体のバランスをとることで心身の健康が保たれています。

自律神経が乱れるとどうなる?

心身のバランスを支えてくれている自律神経ですが、時には乱れてしまうことがあります。

その原因はさまざまですが、間接的にはストレスや生活習慣が関係していることが多いです。

私たちの心と身体は互いに影響し合っています。

外部からのストレスが大きすぎると身体はそれを支えきれなくなります。

例えば、緊張したときに汗をかいたり、悩みごとを抱えて睡眠不足になったりした経験は多くの人にあるのではないでしょうか。

それが一時的なものであれば心身のバランスが崩れるほどではないですが、長引いてしまうと身体が耐えられる限界を超えてしまいます。

その結果、自律神経やホルモンに悪影響を与え、バランスを崩してしまうことになります。

さらに、バランスが崩れた状態だと不快な症状があらわれるため、それによって不安や焦りが生じ、さらに症状が悪化する・・・という悪循環が起こりやすいです。

調子が悪いのは気候のせい!

「季節の変わり目」は外的なストレスとなり得ます。

春や秋は気温が安定せず、それによって頭痛や肩こりなどの症状も起こりやすいです。

自律神経の乱れは原因がいくつも重なっているので、自分では気づきにくいことがあるかもしれません。

元々は気候から始まったストレスだったのに、それによってものごとが上手くいかず落ち込むと、落ち込みに焦点が当たり、自分を責めてしまったり抑うつ状態がさらに悪化してしまったりする可能性もあります。

「何か調子悪いな~」と思ったときは、「きっと気候のせいだ!」と割り切ることも気持ちを切り替える方法のひとつです😊

そして、自律神経を整えるための生活リズムを意識して、心身のバランスを取り戻しましょう✨

自律神経の整え方

先述した通り、自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスが大切です。

交感神経ばかり優位になると、身体がなかなか回復モードに入ることができません。

規則正しい生活が心身の健康に必要なのはこのためです。

昼間は交感神経、夜間は副交感神経が優位になるように1日の中でバランスを意識しましょう。

そのために、起床時間は一定にし、日中は体を動かすようにします。そして、夜間は入浴をして疲れをとり、睡眠を十分とるようにしてください。

さらに、乱れの原因となるストレスを解消することも大切です。

音楽を聴く、スポーツをする、誰かと話す、買い物をする、横になるなど、自分がすっきりする方法なら何でもOKです😆

また、生活リズムが整うことで、多少のストレスであれば柔軟に対処できるようになります。

おわりに

「規則正しい生活を」「十分な睡眠と適度な運動」なんてありきたりだ!と思う方もいるかもしれません。

確かにすでに聞き飽きた台詞ばかりですね。

でも、そのくらい私たちの健康に不可欠なのです!!

心と身体は本当に密接なつながりがあり、不思議だなぁと思うほどです。

「やる気が出なくてしんどい」と悩んでいる方のお話をよく聞くと、睡眠リズムが昼夜逆転していたり、食事を1日1食しかとっていなかったりということがあります。

生活習慣を変えることは簡単ではないですが、できるところから始めていきましょう🌱

寝る時間が遅くなってしまう…という方は、まずは30分早くするところから始めてみてください😊

難しければ15分でも構いません。できるところから、少しずつで大丈夫です◎

3月に入りましたが、まだまだ気候は不安定ですね。

その不安定さに負けず、自律神経のバランスを整えて元気に過ごしましょう🌈