不登校の子へのサポート

不登校支援

前回の「不登校について」という記事を読んでいただけたでしょうか😊

年々増加傾向にある不登校の子どもたち。

本人はもちろん、支えるご家族もつらく苦しい思いをされている場合もあると思います。

そんなご家族に対して、少しでも力になれたらと思っています。

今日は、ご家族が不登校の子にどのように関わればよいのか、そのポイントについてご紹介できればと思います。

ご家族の思い

「行ってきます」と出て行って、「ただいま」と帰ってくる。

そんな当たり前の日常がなくなることは親にとっても堪えるものだと思います。

時間が経てばわが子が学校に行かないことにも慣れてくるかもしれませんが、慣れたら慣れたで、今度は慣れていいのか?という不安も生まれるでしょう。

何とか学校に行ってほしい、少しでも早く、1日だけでも、せめて1時間だけでも…と願うのは当然の親心です。

でも、休むにはその子なりの事情があるということを忘れないでほしいと思います。

「明日行く」は嘘じゃない

不登校の子は「明日は学校行く」と突然言ったりします。

親としては期待しますよね。

でも、実際に朝になると行けない…ということもまた、よくあることなのです。

親を喜ばせようと思って言う場合もあります。

でも、「明日は行く」と思っていた気持ちは嘘ではありません

夜の時点では本当に「明日は行ける」と思っていたのです。

ご家族にお願いしたいことは、行けなかった子を叱ったり、「行くって言ったじゃない!」などと責めたりしないでほしいということです。

そうではなく、「明日は行く」と言ったときの子どもの気持ち、朝になると行けなかった子どもの気持ちを想像してみてください。

まずは、その子の痛みを知ろうとすることで、解決の道がひらいてくるはずです。

関わり方のポイント

不登校の過程の中で、少しずつ調子がよくなってきたら「1時間だけ登校する」というように短時間だけ学校に行ってみる機会があるかもしれません。

そのとき「1時間だけ」と決めたのであれば、それは絶対に守ってください。

1時間行ってみたら意外と子どもの表情が元気そうだったからといって、「あと1時間受けていく?」ということは絶対にしないでください。

子どもは元気そうでも実は必死ですが、それをなかなか見せることができません。

「いや」と拒否することもできない子は多いです。

それに、家族との約束が「絶対的なもの」でなくなると、その先に約束したがらなくなってしまいます

これは大きな弊害ですので、「1時間だけ」「校門まで」など子どもと決めた約束は絶対に守ってください🌱

長い間登校できない場合、担任の先生がお家を訪問してくれることもあります。

その場合、訪問の日時は事前に先生から伝えてもらうようにしてください。

どんなに子どもが好きな先生であっても、急に家に来られるのは恐怖です。

「いつ来るか分からない」と思うと、子どもにとって家が安全な場所ではなくなってしまうため、そのような理由も含めて事前に先生にお願いしておきましょう。

ただ、学校の先生もお忙しいので、訪問できる日が事前に分からない場合もあると思います。

そのときは、せめて学校を出る前にお電話をしてもらうようにして、本人に意思を確認するようにしましょう💡

家族との時間の中で、「人との関わりは楽しいんだ」ということをぜひ体験してほしいと思います。

これはどこかに旅行するとか何かを買ってあげるとか、特別なことをする必要はありません。

それよりも、一緒に夜ご飯を食べながらTVを見て一緒に笑う…というように、なんでもないことを一緒に楽しむ時間の方が価値があります。

また、普段の何気ない会話も大切にしてください。

学校や進路の話は重要ですが、子どもにとっては重たい話でもあります。

そうではなく、まずはその子が好きなゲームやアニメの話や、最近あったおもしろいことなど、日常会話を楽しくすることを意識してください。

そして、子どもが話すときは、否定せず遮らず最後までゆっくりと聞いてあげてください。

日常的な関わりの中で子どもたちは「人との関わり」に対してポジティブなイメージをもつことができます。

さいごに

これを読んでくださっているご家族は、すでに様々なサポートをされているのだと思います。

今回は関わり方のポイントについてお伝えしましたが、それを読んで「これまでのやり方が間違っていたんだ…」と思う必要はありません🙇

そもそも関わり方に正解はないのだと思います。

ただ、「合う」「合わない」や「ちょうどよいタイミング」はあるかもしれません。

そして、今までとちょっと違うやり方をしてみることで、新しい道につながる可能性もあります。

また、家族自身の健康も大切です。

不登校の問題は家族の中だけで抱えがちなので、ぜひお気軽にご相談くださいね。