「コミュ力が高い」ってどういうこと?
コミュニケーションとは
「コミュニケーション」の語源はラテン語の「communis」という言葉です。
これは、「共有、共通」という意味をもちます。
つまり、コミュニケーションとは、情報や意思の「共有」がスムーズに行われることを意味しています。
「コミュニケーションが上手」「コミュ力が高い」と聞くと、人前で堂々と話ができたり、誰とでも明るく外向的に関わることができたりするイメージがあるかもしれません。
でも、コミュニケーションは伝えるだけでは不十分で、情報や意思を共有するためには、「伝える力」と「受け取る力」の両方が必要なのです。
言語と非言語
そもそもコミュニケーションは「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」の2種類に分けることができます。
「言語的コミュニケーション」とは、見た通り言葉を使ってやりとりをすることです。
一方で、「非言語的コミュニケーション」とは何でしょうか。
これは、目線、表情、声のトーン、身ぶり手ぶり、態度など言葉以外のすべてを意味しています。
そして、これらは①相手の感情をくみとる②自分の思いを伝えるために非常に重要なのです。
例えば、食事に誘われたとき、申し訳なさそうな顏で断ったり、

待ち合わせに遅刻してしまったときに身振り手振りを添えて謝罪したり

日常でのやりとりを想像していただくと、「非言語的コミュニケーション」が人間関係を構築する上で重要な役割を担っていることが分かると思います😊
コミュニケーションに必要な力とは
つまり、コミュニケーションは「言語」と「非言語」に分けられ、それぞれに「伝える力」と「受け取る力」が必要です。
そのため、「コミュニケーションが得意」という人はこれら4種類の力を使うことに長けているのだと思います。
一方で、「コミュニケーションが苦手」という人は4種類すべてあるいはいずれかが苦手なのだと思います。
どこに苦手さを感じているかによって、対策や工夫の仕方は異なります。
そのため、まずは原因を探ることが大切です。
ご自身で分かりにくい場合は、ご家族や友人に聞いてみるのもよいですね🌱
あるいは診察で先生に相談してみてください。
必要があれば、コミュニケーションのどの力が苦手なのかということを心理検査を用いて調べることもできます。
「コミュニケーション」は生活の中で必要不可欠なものです。
もし苦痛を感じていたり苦手意識を感じていたりする方は、私たちと一緒に考えましょう😊
お気軽にご相談ください✨