クリニック新聞12月号「コミュニケーションの改善について」
12月号は「コミュニケーションの改善について」でした😄
コミュニケーションは大人も子どもも生活していく上でなくてはならないものですが、なかなか難しいことも多いです☔悩まれている方も多いのではないでしょうか。
”コミュニケーション”と聞くと、「上手に伝えなければ!」「すらすらと自分の考えを述べなくては!」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
確かに、伝える技術は大切です。一方的に責めたり、強引に相手を変えようとしたりしてもうまくはいきません。相手に伝わるためにはどんな言葉を使えばよいかを意識しましょう◎
そして、コミュニケーションで伝える技術と同じくらい大切なのは聞く技術です。意外と見落としがちですが、実はとっても重要です。
コミュニケーションのことを”言葉のキャッチボール”と表現しますよね。
キャッチボールはいくら投げる人が上手でも、キャッチする人が「受け取ろう」としなければボールは届きません。
ボールが上からきたらこんな風に
下からきたらこんな風に
受け取る人が合わせてあげると、どんなボールが飛んできても大体はキャッチできます。
実際の会話でも、相手が伝えたいことを聞き手が「理解しよう」とする姿勢が大切です。
そのためには、とにかくよく聞くことです!
なんだ~そんなことかぁ~と思うかもしれませんが、よく聞くって実はとても難しいのです。
特に家族や恋人など親しい人であればあるほど、つい口を出したり否定したりしてしまいたくなるものです。最後まで聞かずに「それはおかしい」と評価するときもあるかもしれません。
そこをグッとこらえてください!
評価や判断をせずただ「そうなんだね」と聞くことで、相手は「自分の話をちゃんと聞いてくれた」「自分の話に興味をもってくれた」と感じることができます。
そんな風に相手が感じると、今度は自然とこちらの話も聞こうとしてくれるはずです。
人は何か伝えたいことがあるとき一生懸命伝えようと必死になりますが、相手には相手の考えがあるのでそれだけではうまくいかないことが多いです。
自分の考えを伝えるのと同じ分だけ相手の言いたいことを理解するように意識すると、良い関係を築くことができます。
ぜひ試してみてください😊
ではまた来月~🌱