クリニック新聞11月号「そのジンクス、ほんとうに大丈夫?」

こんにちは😊

2024年もあと1ヶ月となりました☀ 体調は崩していませんか?🌼

先月号のクリニック新聞についてご紹介します♪

テーマは「そのジンクス、ほんとうに大丈夫?」でした。

みなさんには、何か大切にしているジンクスはありますか?

例えば、たまたま昼食でカレーを食べた日に仕事が上手くいったとします。

もし、そんな偶然が2~3回も続いたら

「カレーを食べた日は仕事がうまくいくんだ」

というジンクスが無意識に生まれるかもしれません。

その結果、「何となくうまくいく気がする」と思えるようになり、自信がついたりモチベーションが高まったりする良い効果を発揮することがあります。

しかし、このジンクスがいきすぎるとどうでしょうか?

もし、お昼にカレーではなくカツ丼を食べてしまったら…。

「今日はカレーを食べ忘れたから、きっと仕事がうまくいかない」

と、ジンクスがマイナスに結びついてしまうかもしれません。

このように、多かれ少なかれ過去の成功体験によって価値観ができあがってしまい、それらに縛られて生きにくさを感じてしまうことがあると思います。

でも大丈夫です!

「縛られている」ということに気づくことができれば、ジンクスを手放すことができます。

よかれと思ったジンクスが結果的にマイナスに働いてしまうのはもったいないですよね。

今、当たり前と思っていることも、数年後には違和感のある行動になるかもしれません。

そのくらい人の考えや環境は変わるし、もちろんジンクスは万能ではありません。

何かを変えることや手放すことは怖いことでもありますが、そうした方がプラスに変わるタイミングがやってくるはずです。

自分の気づきを大切に、縛られているものを思い切って手放して楽になりましょう♪

(引用文献:精神科いっちー(2023)頭んなか「メンヘラなとき」があります。-精神科医が教える、「感情的な私」をうまく飼いならす方法,ダイヤモンド社)