クリニック新聞8月号「怒りについて」

こんにちは😄

9月に入り、少しずつ涼しくなってきましたね♪

なかむらクリニック新聞8月号のテーマは「人は怒りを感じない方がよいのか?」でした。

「怒り」「不満」「イライラ」と聞くと、ネガティブなイメージが浮かんできませんか。怒りっぽい人よりも、全然怒らない人の方が良い人という印象を抱くかもしれません。

でも、怒りは人間を含む全ての動物にとってなくてはならない感情です。

例えば、母クマは敵が近づいてくると、子グマを守ろうとして敵を威嚇し、追い返そうとします。これは敵を見て怒りを感じることで行動を起こすことができるのです。

人間も同じです。例えば、門限を過ぎて子どもが帰ってきたら「いつまで遊んでるの!?」と怒るのは、子どもを大切に思うからこそです。

「集合場所には5分前に着く」という価値観を大切にしている人は、待ち合わせの時間に10分遅れてきた友達にイライラするはずです。

怒りの背景には自分が大切にしているものが隠れています。

私たちは子どものとき、「怒ったらだめだよ」と教わるので、穏やかに過ごすことが美徳だととらえがちですが、そうではありません。人間なら怒りを感じるのは当然なのです。

怒りを感じたとき、その背景にある大切なものは何だろう?と考えてみてください。そうすることで、怒っている自分を愛くるしく思えてくるかもしれません😊

9月号のテーマは「ゲームの約束をつくる6つのコツ」です。ご来院の際はぜひご覧ください♪過去の新聞も置いていますので、ぜひお持ち帰りくださいね🌼