クリニック新聞3月号「ゲームの”代わり”は見つかるのか?」

こんにちは😄

先月号のテーマは「ゲームの”代わり”は見つかるのか?」でした。

お子様が家でゲームばかりして、このままではよくないのでは…とお悩みの保護者の方も多いのではないでしょうか。

でも、ゲームを離れさせることを目的に、習いごとや外出などをさせても上手くいかないことが多いです。

これはなぜかというと、子どもが「やりたい!」と思えるためにはいくつか条件が必要だからです。

①自由や楽しみがある

②自発的に参加できる

③自分の生活を豊かにすることにつながる

の3つすべてがそろうと、子どもは自分から取り組もうとします。

例えば、本人はゲームをしたいと思っているのに「サッカーをやりなさい!」と言われてもやる気が起きないのは当然です。

そうはいってもこのままずっとゲームを許していていいのか…と不安ですよね。

無理やり他のことに誘うのは逆効果ですが、ゲーム以外に楽しみがある方がよいのは確かです。

子どもがゲーム以外に楽しみを見つけるために必要なことは・・・

・大人も一緒に参加して心の底から楽しむこと

・大人も自分の趣味を楽しむこと

です!

子どもにやらせたいのに何で大人が楽しむ必要があるのだと思うかもしれません。

でも、大人は子どもにとって将来のモデルです。

いちばん身近な大人である保護者の方の姿を見て、子どもは自分が大人になったときのイメージをもちます。

その大人が生き生きと趣味を楽しんでいる様子を見ると、「ゲーム以外にも楽しいものってあるんだ!」「自分が大人になったときも楽しく過ごせるんだ!」と希望をもつことができます。

子どもからゲームを遠ざけるために渋々活動するのではなく、大人の皆さんも一緒に楽しみましょう!

新年度もクリニック新聞は継続していきます🌸

先日、4月号が更新されました♪ご来院の際はぜひ読んでみてください😊